ネルフ・北極基地を使徒が襲撃。真希波・マリ・イラストリアス(坂本真綾)はヱヴァ仮設5号機で出撃、これを撃破するも5号機は自爆してしまう。一方、ネルフ本部にユーロから、エヴァンゲリオン弐号機とともに敷波・アスカ・ラングレー(宮村優子)がやってきた。彼女の自信満々で、高飛車な態度に振り回されるシンジ(緒方恵美)たち。しかし、そこにまた新たな使徒が襲来。彼らは休む暇なく、エヴァで出撃する事となる・・・。
当初2008年に予定されながらも大幅に公開が遅れていた、新劇場版第2弾「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」がいよいよ公開となりました。前作、「新劇場版:序」では、最新のデジタル技術を駆使してビジュアル面を大幅に強化する一方、物語は旧作を踏襲する形となっていましたが、今回は、以前から言われていたように、テレビシリーズをモチーフとした部分が見受けられるものの完全に新規の物語となり、旧作を見ていた人でも予測不可能な衝撃的な展開が待っています。
名前が変わってついに登場する式波・アスカ・ラングレーや謎めいたメガネっこ(笑)、真希波・マリ・イラストリアスなどの新キャラクターが物語にいっそうの厚みを持たせ、ちりばめられた数々の言葉、登場人物たちのセリフが謎をさらに加速させてゆきます。序のラストでいきなり登場し、ファンを驚かせた渚カヲルが○○に向かって言う「始めまして、○○」など、「一体どういうこと !?」と混乱すること必至の展開だらけで、気が休まる暇がありません。さらに、アスカが○○に搭乗し、真希波が○○で使徒と戦うなど、旧作を知っている人ほど驚愕しっぱなしとなること請け合いです。
そんな中、シンジ、アスカ、レイの3人が、旧作に比べてやや前向きとも取れるキャラクターとなっているのがこの「新劇場版」全体を貫く一番大きな特徴といえるかもしれません。常に他人を拒絶し続けた旧作と違い、人とのふれあいのよさに少しずつ気づき始めるアスカ、徐々に感情の芽生えを感じさせ、人間らしさを見せ始めるレイなど、みんながみんな、破滅へと向かっていた旧作とは違う何かがほのかに見え始めているように思えます。レイが○○を練習し始め、○○を開こうとするなど、以前ではとてもじゃないけれど考えられなかったよなあと思う方も多いことでしょう。そもそも、旧作は、庵野秀明監督のライブ感覚を大切にしながらの製作だったわけですが、もし今回の新劇場版も同様に製作されているのだとしたら、結婚なども経験し、監督の中で何かが大きく変わったことがキャラクターたちを通して現れているのかもしれませんね。個人的には、以前より健やかな物語であってほしいと願っているのですが・・・。
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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、ダントツの初動興行成績で好スタート | ホビー | マイコミジャーナル
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