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2010年08月19日

ジェニファーズ・ボディ

今日は、ミーガン・フォックス主演最新作『ジェニファーズ・ボディ』についてです。

アメリカ中西部の田舎町、デヴィルズ・ケトル。ジェニファー・チェック(ミーガン・フォックス)とアニータ・“ニーディ”・レスニキ(アマンダ・セイフライド)は町の高校に通う幼馴染だった。内気で地味なニーディは、美女で自信家だがわがままなジェニファーの言いなりだったが、彼女の友達でいられるという優越感や、チップ(ジョニー・シモンズ)という彼氏の存在もあり、ニーディの高校生活はそれなりに満たされていた。ジェニファーとニーディが、インディーズ・バンド“ローショルダー”のライヴを観に、地元のバーに出かけた夜のこと。会場に着くと、ジェニファーはお目当てのイケメンボーカル、ニコライ(アダム・ブロディ)にアプローチを始める。そんなジェニファーに呆れたニーディは態度を改めるようジェニファーを説得するが、軽くあしらわれてしまう。ローショルダーのパフォーマンスが始まり、盛り上がりを見せる中、バーで火災が発生。逃げ惑う人々を猛火が襲い、バー内部は大混乱となってしまう。2人は何とか脱出するが、ジェニファーはショックで放心状態に陥る。そこへ、同じく難を逃れたニコライが現れ、「ここは危険だから、俺達のバンで逃げよう」とジェニファーをバンドの車に誘い込み、連れ去ってしまう。ニーディは慌てて家に帰り、チップに助けを求める。そのころ車内で我に返ったジェニファーは、男たちに乱暴されるのではないかという不安にさいなまれていた。「私は処女で何も知らないから、他の子を探したほうがいいわよ!」と必死で抵抗するジェニファー。しかしニコライたちの目的は、それ以上に狂人じみたものだった。一方、このバー火災を機に静かだった田舎町で、若い男の子が無残な死体となって発見される凄絶な事件が相次ぐようになる。それには、日に日に美しさに磨きがかかるジェニファーの秘密が関係していることを、ニーディは知っていた。そしてその魔の手がチップにも伸びていることに気づいたニーディは、町の人々を救うために立ち上がる。

本作は、『ジュノ』でアカデミー賞脚本賞を受賞した女流脚本家ディアブロ・コディが製作総指揮と脚本を担当、日系人女流監督カリン・クサマがメガホンをとり、『トランスフォーマー』シリーズでブレイクしたミーガン・フォックスが主演をつとめたホラーガールズムービー。

よきせぬ妊娠をしてしまった16歳の女子高生、ジュノの成長していく姿を描いた『ジュノ』同様、思春期の女の子の生態をよく描き出したコディの脚本が楽しい。アメリカの田舎町の、代わり映えのしない日常生活への不満や都会への憧れ、友情、恋愛、ファッション、性と、この年頃の女の子であれば誰にとっても非常に重要な問題をもれなく盛り込んでいます。ホラーとしても、男を食い殺すことで若さと美を保つっていうのが、いかにも女性的な設定で面白い。ただ、ちょっと設定がずさんというか、生かしきれてないなあと思うところもちらほら。例えば、舞台となる街にある、渦を巻いている滝つぼ。映画の冒頭、街が紹介される場面で、結構思わせぶりかつ詳細に説明されるので、絶対物語に絡んでくるだろうと思っていたら、全然関係なかったよ(笑)。

ビジュアル面では、サービス満載。湖を全裸で泳ぐなど、セクシーなシーンが満載のミーガンはもとより、恋人とのベッドシーンやミーガンとレズってしまうシーンもあるアマンダ・セイフライドなど、男性客大喜びのシーンがいっぱいあるのが嬉しいではありませんか(笑)。正直、『トランスフォーマー』に出ている時のミーガン・フォックスにはそんなにピンとくるものがなかったんですけど、本作のミーガンはセクシーかつかわいらしさも感じられるように思いました。これはやっぱり監督も女性だから、なのかなあ。どう撮れば彼女が魅力的に見えるかが分かってるのかも。

アメリカでは興業、批評の両面であまり良い結果を出せず、おまけにミーガンがラジー賞の最低主演女優賞にノミネート(アマンダは、MTVムービー・アワードのベスト恐怖演技賞を受賞)されてしまうなど、「ちょっとどうなんだよ、この映画?」と思っていたのですが、実際見てみれば、まあ確かに批評家にウケの良い作品ではないかもしれないけれど、頭を空っぽにして肩肘はらずに楽しめるB級ホラーとしての面白さはちゃんと備えてると思います。とんでもない猛暑となっている、今年の夏にはピッタリだと思いますよ。まあ、明日で上映終了なんですけどね。

公式サイト
http://www.jennifers-body.jp/

満足度:★★★☆☆と半分(5★満点)

カリン・クサマ監督作品



ディアブロ・コディ脚本作品

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posted by 支配人見習い1号 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(4) | 映画 (サ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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