今日は、ニコラス・ケイジ主演の『ドライブ・アングリー3D』についてです。ちょっとネタバレ有りです。
カルト教団によって愛する家族を奪われたジョン・ミルトン(ニコラス・ケイジ)は、復讐を誓って怒りのハンドルを握っていた。偶然出会った勝気なウェイトレス、パイパー(アンバー・ハード)を巻き込み、次々と立ちはだかる凶手を蹴散らしながら暴走を続ける。しかし彼もまた、FBIを名乗る謎の追跡者(ウィリアム・フィクトナー)から追われていた。その上、警官やカルト教団も背後に迫る。その追跡をものともせず応戦するミルトン。二重三重のチェイスは過激度を増してゆく。やがて、ガソリンと火薬の匂いが立ち込める攻防は、アメリカ南部の乾いた空気の中で極限までヒートアップ。果たして、この死闘の結末は?ミルトンとパイパーの運命は……?
最近だんだんハリウッドのメジャー街道から外れて変な方へ変な方へと、自ら進んでいっているような気がするニコラス・ケイジの主演最新作です。今回彼が演じるのは、カルト教団に娘を殺され、生まれたばかりの孫娘を拉致されたおじいちゃん。しかもこのおじいちゃん、とっくの昔に死んでおり、復讐のために地獄から車に乗って帰ってきます。やっぱり、変です(笑)。
カルト教団とのバトルは迫力満点、しかも3Dなので、弾丸やら爆発の破片やらがこれでもかと飛び出してくるんですよね。いいですねこういうの。ハリウッドの大作だと、飛び出し過ぎは下世話だとでもいうのか、やたらと奥行きを強調する傾向があって、飛び出し感はあまりないことが多いんですけど、やっぱり3Dを謳うならバンバン飛び出して欲しいもの。本作はそういう下世話なことをしっかりやってくれているところに好感が持てます。
ニコラス・ケイジがおばさんウェイトレスとセックスしながら、襲い来る敵をバッタバッタとなぎ倒すという笑激の展開も本作のバカ度をいい方向へと加速してくれます。またニコラスは勝手に地獄を抜けだしてきたために、彼を追うウィリアム・フィクトナー演じる地獄の使者がいるんですが、敵として戦うことにでもなるのかと思ったら結構いいやつで、最後は一緒に車に乗って、仲良く地獄に帰っていくのも面白い。アンバー・ハードも、主人公と共に戦うヒロインを熱演していて、その暴れっぷりがいい感じ。ちょっと残念なのは彼女のセクシーシーンがなかったところかな。でもまあ、無理にニコラスとのベッドシーンとかを出すくらいなら、何も無いほうがかえってさっぱりしていていいかもね。
もちろんドライブとタイトルに付いているだけあってカーチェイスもてんこ盛りで、車好きのニコラス・ケイジ自身も満足しているはず(笑)。B級映画が好きな人なら、見逃すことのできない怪作エンターテインメントです。個人的にもおすすめの一本。
満足度:★★★★☆(5★満点)
公式サイト
http://www.da3d.jp/
DVD、Blu-ray
ニコラス・ケイジ出演作
パトリック・ルシエ監督作品
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