フリーライターの”俺”(伊勢谷友介)は”月刊 黒い本”の美人編集長(水野美紀)から”死にモドキ”を使って一度死に、死後の世界を取材してこい、とのむちゃくちゃな依頼を受ける。期限までに記事を書き上げなければ美人編集長に半殺しにされてしまう・・・。仕方なく仕事を引き受けた彼は、友人でアル中のオルゴール職人、エンドー(松尾スズキ)とともに、”死にモドキ”の手がかりをつかむため、カメラマンの佐藤(松重豊)を探し始める。その途中、偶然知り合った元SM嬢で自殺願望のあるサヨコ(菊池凛子)、ヤクザの目玉のおっちゃん(岩松了)、その子分のちょろり(ふせえり)らと共に、”死にモドキ”を探すために奇妙な世界へと足を踏み入れてゆくこととなる”俺”。果たして彼は”死にモドキ”を見つけることができるのか、そもそも”死にモドキ”とはいったいなんなのか・・・。
三木聡ワールドにはまれるかどうか。本作を楽しめるかどうかはすべてこの部分にかかってますね、やはり。そういう点で言えば、個人的にはちょっときつく感じた部分があります、正直。無理やり感漂う小ネタの数々も、正直ちょっとしつこいかなあ。何でそこでそんな小ネタを入れる!?って感じで、物語の流れを阻害しているような気が・・・。なんかもう、ギャグ入れなきゃ、小ネタ入れなきゃ、って強迫観念に駆られてるんじゃないのか、と。時効警察はテレビドラマで1時間だったから物語のテンポもよく、まあ楽しめましたが、その感覚を持ったままで劇場に行くと「あれっ?」と思う人も少なからずいるかもしれません。もちろん、笑えるところ、エキセントリックなキャラクターの珍妙さなど、面白いところもありますよ。個人的にはやはり菊地凛子演じるリストカッターマニアの女、サヨコなんかいいなあと。だって手首の傷のデコボコでワサビがすりおろせるって、なんだよそりゃ!ですよ(笑)。それと、水野美紀演じる美人編集長。美人なのに、おならプープー、おまけにちょっと実が出ちゃったって、どっかにそんな人いないかなあ。(いねーよ(笑))。ちなみに、本作で松尾スズキが演じたアル中のオルゴール職人、エンドーは「帰ってきた時効警察」の最終回に登場したのと同一人物という設定。
公式サイト
http://www.zukan-movie.com/
原作本
主題歌
三木聡監督作品
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